2006年度

 恒例の2006年度よか薬会(福岡支部)総会・講演会・懇親会は、11月11日(第2土曜日)に福岡
ガーデンパレスで開催されました。総会では樋口駿大学院薬学研究院長から大学の近況報
告として、昨年から始まった薬学の6年制度について、内容と期待と問題点について紹介があ
りました。

 講演は「博多笑い塾」の小野義行氏にお話しをしていただきました。「博多笑い塾」は、会員
は老若男女、小学生から70代後半までの約110名、うち芸を披露する「笑招人(しょうしょうに
ん)」と呼ばれる会員は40名ほどで、「笑いによる健康」をめざし、マジック、大道芸、落語、ユー
モア話など、笑い芸を通して地域の福祉施設、病院などに「笑いの出前」をしている団体です。
小野氏は「人は愉快なとき、面白いとき笑う。気分がすぐれなければ笑わないが、無理にでも
笑うとほんとうに気分がよくなる。笑うと免疫力が増加することが学問的に証明されている」など
をお話しになり、笑い芸の実例を披露されました。いまのような時代こそ無理にでも私たちは笑
わねばならないのでしょう。

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総会写真2006
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 名誉教授の田口胤三先生には、毎年のよか薬会総会に欠かさずお出でくださり、懇親会で
は興味深いお話しをいただいてまいりました。しかしながら2006年1月、私たちは田口先生に
永久のお別れを申し上げねばならないことになりました。昨年のよか薬会(福岡支部会)総会の
懇親会にさきだち、初めての試みとして参加者全員の集合写真を撮りましたが、貴重な記念写
真となりました。こころより先生のご冥福をお祈り申し上げます。  ところで、田口先生は『−九
大時代』の未清書の原稿やメモなどを遺しておられました。 それをまとめ、「薬友会誌32号」に
掲載することができました。このホームページにも掲載しています。