2016年度
2016年8月8日
よか薬会会長 唐澤 博順(19回生)

拝啓
皆様、如何お過ごしでしょうか。今年から会長を務めることになりました19回生の唐澤
と申します。これからよろしくお願い致します。野田前会長には、長きに渡りよか薬会
を導いて頂き、誠にありがとうございました。これからもよか薬会を見守って頂きます
ようお願い申し上げます。他の役員とともに有益な情報交換の場をよか薬会の皆さんに
提供するとともに、自らも今後の健やかな生活を送っていただきたいと思います。
  さて、今年の総会のご案内をいたします。例年のように、総会、講演会、懇親会の3部
構成です。会場は昨年からアークホテルに変わっています。

  
  会次第
 総 会 よか薬会報告: 庶務(山下正義)、会計(一木孝治) 
  報 告 家入 一郎 氏  九州大学大学院薬学研究院 教授・副学部長
     「九大薬学の現状」
 講演会 講 演 大嶋  一馬 氏 「被災地の現状と問題点について」
                        認定NPO法人ロシナンテス理事
    座 長 千々和 勝己    福岡県病院協会
 懇親会

  日 時  2016年11月12日(第二土曜)  17時00分〜21時00分
  場 所  アークホテルロイヤル福岡天神* 〒810-0001 福岡市中央区天神3丁目13-20
        TEL:092-724-2222 / FAX:092-724-2211.
    アクセスマップ  http://www.ark-hotel.co.jp/fukuoka/access.php
【講演要旨】 近年、国内において阪神淡路、東日本、熊本と大災害が発生した。阪神淡路ではボラ
ンティア等の行政以外の支援活動が確立され、東日本ではNPO等の支援団体の活躍と行政との協
働が広まった。 熊本は甚大な被害をもたらしたが直下型地震のため津波がなく、東日本と比較し被
害は小規模であった。支援物資や人材は一挙に集まったが、その資源が適材適所に有効に使用で
きたのかロシナンテスの被災地支援から検討する。支援者は自己の支援が十分に行えるようにそのコ
ーディネート等を地域に精通している自治体に期待する。しかし、災害により業務の質と量が著しく変化
することにより自治体は機能不全に陥る。
 我々は、日本国内の多くの自然災害を経験し、支援における大きな問題点や課題をその都度目の
当たりにする。被災者とは誰か?被災者にとっての支援とは何か?来るべき災害時に我々はどのよう
な支援活動をすべきか?―ロシナンテスが10年にわたり行ってきたスーダン共和国への医療支援や
東日本大震災への被災地支援、そして熊本地震での支援等の経験を通じて、その糸口を検証する。
【大嶋 一馬氏経歴】
昭和41年8月1日北九州市生まれ福岡県立小倉高校ラグビー部キャプテン
  (入部当時のキャプテン:川原尚行氏)
広島大学(広大卒業後北九州市の企業に就職。)
2011年3月東日本大震災発生直後、川原氏の要請に応え「東北での巡回診療活動」の支援
に参加。以来、被災地支援活動に従事。
2014年4月日本事務局長/東北事業部長を兼任。スーダンでの事業にも参画。
2016年3月31日日本事務局長/東北事業部長を退任。以降は理事
現在の主な活動は、健康農業(亘理いちご畑)事業・寺子屋(学習支援)事業・閖上復
興だよりの発行サポートなど。また、全国よりボランティアや被災地の視察などの受け
入れ等も実施している。